【DAX】RELATED() — VLOOKUPのように他テーブルから値をとってくる

DAX関数

このページはDAX関数をサイト主がよく使う例をあげながら使い方を解説します。
多様な使い方など深くは解説しません。あくまでも、最頻の使い方や抑えておきたいポイントを記しています!

用途

VLOOKUPのように他テーブルから値をとってくる時に使います。

前提条件

あらかじめリレーションでつないでおく必要がある。

構文

=RELATED(<列名>)

※Power BIで作成しています。
[担当マスタ]テーブルに、[部署マスタ]テーブルの[部署名]を表示させます。

1.あらかじめ2つのテーブルのリレーションをつないでおく。

2.[担当者マスタ]テーブルの新しい列に下記の関数をいれる。

=RELATED(‘部署マスタ’[部署名])

3.[担当者マスタ]に部署名が表示される。

余談

テーブル[担当者マスタ]の配下にテーブル[売上伝票]もリレーションで繋ぎました。

テーブル[部署マスタ]とテーブル[売上伝票]は直接リレーションは繋がっていませんが、
テーブル[担当者マスタ]によって間接的に繋がっているため
テーブル[売上伝票]にテーブル[部署マスタ]のデータを表示できます。